石橋はブッ叩いて渡る@YMSイギリス

YMS2016当選後、EU圏の旦那と2018年8月に結婚し、一時帰国せずEEA Family VISAを取得。
YMS、国際結婚、現地情報について書いていきます。

住宅購入 一体初期費用はいくら?いくら借りられる?Mortgageとは?


多くの人がいずれは自分の持ち家を持ってみたいと思っていると思いますが、実際どれくらいあれば買えるの?といった心配があると思います。


いくらあれば買えるというよりはいくら位が現実的に払えるのか?ということになります。
物件の値段はピンからキリまであります。


現金を持っていれば一番簡単ですが、普通はそんなにお金は持っていないと思います。
そうするとMortgage 住宅ローンを銀行から借りる必要が出てきます。


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どれくらい借りれるの?Mortgage?

イギリスでは住宅ローンのことをMortgageと呼んでいて、それを専門に扱う人をMortgage adviserと呼んでいます。


一般的に借りれる金額年収の4.5-5倍と言われています。
例えば、収入が50Kであれば50K×5=250K借りることが出来ます。
これは世帯年収で考えることが出来るので、夫婦で出せばもう少し借りることもできます。


もし、配偶者もしくは自分がSelf-employの場合は収入が不安定ということから直近2年の業績平均値、もしくは年収の70-80%が算出されます。
しかし、これは貸す銀行側によって条件は変わってきます。ただ、優秀なMortgage adviserと契約をすると上手いこと銀行側とやり取りをしてくれるので、是非優秀な方を知り合いから紹介してもらえるといいと思います。


基本的にイギリスに2年以上いて、永住的に住む可能性があるVISAを持っていればJointとしてローンを借りることができるので、UK/EU/永住権の配偶者Visaの人でも借りられます。
これは本当にMortgage adviserの腕次第で色々と変わるので、いろんな人に聞きまくって優秀な人を紹介してもらいましょう。


Mortgage adviserは絶対的に必要なわけではありませんが、Morgage advisorは色んな所の住宅ローンを調べて一番いいレートの先を紹介し、手続きをしてくれるところです。彼らを通さなくても近場の銀行に行って自分で手続きすることもできますが、低いレートも教えてくれるし、住宅の市場価値などを見極めてくれたりと初めて住宅購入する人はつけた方がいいです。


借りる以外に必要な費用

・Deposit₍頭金₎ 物件価格の10-15%
物件が350Kとすると、350K×10%=35Kが必要になります。


これはローンから支払うことができないので、現金で自分で用意をする必要があります。
なぜなら、この金額を支払うのはexchnage of contractにサインをした段階で支払う必要があるからです。ローンは最後の最後に降りるので、間に合わないのです。
ちなみに、exchange of contractにサインをしてしまうと実質キャンセルはできません。もしくは、このDepositを取られてもいいならキャンセルすることが可能です。


・Morgage advisor up to £1,000
→Morgageは日本の住宅ローン。前述しているようにそのProfessionalの人たち。
私たちのところは生涯契約£599  Admin fee£99
生涯契約と書いてますが、これはこの物件のMortgageのやり取りのあとにRe-Mortgageの際にはAdmin feeだけで再度対応してくれるというプランです。
単発だともう少し安いと思います。


・Solicitor up to £1,500+
→住宅購入をする際の弁護士。物件を購入する際は買い側、売る側双方で弁護士を付けて、彼らが契約書など法律的なこと取りまとめてくれます。
私たちのところは£1,350+VATと少しお高めでしたが、知人の紹介で信用ができるところにと思いここにしました。


・Surveyor up to £1,500
→住宅を状態を検査してくる人。これは正直家の大きさとかで変わるので、すごい大きい家を購入する場合はもう少しかかるかも。あと、内容の精密度でも変わる。内部構造まで検査するのか、目に見える範囲で検査するのか。友人の話を聞いていると2Bedや3Bedだと£600くらいみたいですね。
彼らの調査を基に家の状態がよくなければ再度値段交渉をするチャンスにもなりますし、リノベーションとかを考えるのであれば精密なものにしておくといいと思います。
私は通常のもので£400+VATでした。


・Stamp Duty First-time buyerは£300K以上の物件の場合、それ以上の金額から5%
→これは住宅購入の税金と思ってください。現在は2021年3月までは一時的に£500Kまでの物件はStamp dutyがかからなくなっています。
例えば、£550Kの物件を購入する場合は、はみ出た£50K分に5%のStamp dutyがかかるので、£1,500を考慮しておく必要があります。


*2021年度は例年通り、£300K以上からかかるみたいです。First-time buyer以外は£125K以上から2%、£300K以上からは5%など値段によりTaxが変わります。


もっと細かくは購入がすべて終わったら書こうと思いますが、以上の他にSolicitor経由で£500くらい別途にお金が出ます。ちなみに、この金額はSolicitorと契約したらすぐに支払います。余った場合は最後の調整してくれます。
それ以外にInsuranceなどあります。
実際私たちはDepositとstamp dutyを抜かすと、£3,500くらいかかる計算ですので、depositとstamp duty以外では何かあったときと考えて£5,000くらいは考えておくといいと思います。


最初は何よりもDepositをためることがすごく大変だと思います。
まずは自分たちがいくら借りれるのか銀行に行ってMortgage Principal₍だいたい住宅ローンがどれくらいできますという仮証明書₎を貰ったり、ネットでも出すことができるので、計算をしてみるといいと思います。
ただ、ネットのよりも銀行などが出してくれるところの方が内覧のときに不動産に証明として出せて、有力候補として見てもらえるので、銀行のを持っていくといいと思います。
もしくは、すでにMortgage adviserを見つけている場合はその人にお願いして、出してもらうことも可能です。


借りる金額等考えるとまじかーって感じかと思いますが、頑張りましょう(´・ω・`)

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